アクティブとパッシブの違いとは

アクティブスピーカーとパッシブスピーカーの違いをご存知ですか? 間違った買い物をしないためにも、基本的なことを知っておきましょう。


  アクティブとパッシブ
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アクティブスピーカーとは?

アクティブスピーカーの種類はいろいろ

アンプを内蔵していて、電源を必要とするスピーカーをアクティブスピーカーと呼びます。「パワードスピーカー」と呼ぶこともあります。

オーディオ用としても使われますが、たとえば身近な例としては、USBから給電しているような簡易なPC用スピーカーがこれにあたります。 スピーカーから電源コードが直接伸びているようなタイプは、アクティブスピーカーです。

最近ではBluetoothスピーカーサウンドバー/シアターバーなどもアクティブスピーカーの一種と言えます。前者のBluetoothスピーカーは、PCやスマートフォンなどから音楽をワイヤレスでスピーカーに飛ばして気軽に楽しむことができます。後者のサウンドバーは、テレビなどの端子やイヤフォンジャックから取り出した信号を内蔵アンプで増幅して、サラウンド感の創出とともに、より良い音質でテレビを楽しむことができるようにしています。

このように、電源ケーブルがついている、ACアダプターを使う、充電して使う、電池を入れて使う、そんな特徴がアクティブスピーカーを見分けるポイントになります。スピーカーの内部のアンプが電力を必要とするので、電力を供給しながら使うんですね。


PCやテレビにつなげるのに適したアクティブスピーカーはこちらからどうぞ。

どんな場所でもワイヤレスで音楽を楽しめるBluetoothスピーカーの記事はこちらから。

液晶テレビの貧弱な音質を改善できるテレビ用サウンドバーの紹介記事はこちらです。



ホームシアターでは両方を使う

ホームシアター用には一般的にパッシブスピーカーが使われることが多いのですが、そのなかでもサブウーファーだけはとくに大きな電力を消費しますので、単独で電源を必要とするアクティブスピーカーになっていることも多いです。アクティブスピーカーは他には録音スタジオでのモニター用としても使用されています。



パッシブスピーカーとは?

オーディオ用といえば一般的にはこれ

アンプを内蔵せず、電源を必要としていない、オーディオやホームシアター用途として一般的に使われているスピーカーです。身近な例では、ミニコンポの両側の付属スピーカーがそうです。

ミニコンポには、コンポ本体にはコンセントにつなぐための電源コードがついていますが、スピーカー自体にはついていませんよね。これをスピーカーケーブルで本体とつなぐだけで、音楽を楽しむことができます。ミニコンポの本体部分にアンプが内蔵されているので、スピーカー側には不要なんです。つまり、アンプとスピーカーの様々な組み合わせを楽しむことができるのがパッシブスピーカーというわけです。


パッシブスピーカーには、手頃な価格の一般家庭向けから、数百万以上する超高級品まで、きわめて多数の製品が存在します。また部品である「ユニット」を購入して自作したり、組み立てて手作りするキットなども発売されていますし、イヤフォンやヘッドフォンも、実は小さなパッシブスピーカーです。

パッシブスピーカーはアンプに繋がなければ、実用に足るだけの音を出すことができません。なのでかならずアンプにつないで使います。ミニコンポはアンプを内蔵しているのでスピーカーを替えるだけで新たなシステムで音楽を楽しむことができますが、そのとき特に同じメーカーのものを選ぶ必要はありません。

パッシブスピーカーに関しては、現在市販されている人気機種の音質をブログ内のページでじっくりわかりやすく説明しています。オーディオ用、ホームシアター用その他のスピーカー選びの参考にして下さい。



アクティブスピーカーをパッシブスピーカーに改造できる?

おすすめはしません。アクティブスピーカーの内臓アンプはスピーカーの特性に合わせて設計され、調整されていると考えられます。つまり設計段階からペアリングされているわけです。そのようなスピーカーをパッシブ化したとしても満足できる結果になるかどうかは保証できません。電気の知識と工作の心得のある人なら、使用されているユニットのスペックが計測などで確認できれば、ダメもと程度の気持ちでやってみてもいいでしょう。

電流や抵抗についての知識のない素人が配線をショートカットして繋げてみるのは危険です。事故の元になるのでやめましょう。スピーカーだけでなく、大切なアンプやコンポも壊してしまいますよ。



違いを知れば失敗しない

アクティブスピーカーではアンプが要らない、パッシブスピーカーは外部のアンプと繋げて使うものということを知っていれば、もう今後の買い物で間違うことはありませんね。

ついでに。「アンプってなんのためにあるの?」というレベルの人は、補足として以下のページをお読みください。基礎的なことですが、一応わかりやすく説明してみました。



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