ホームシアターにもおすすめ 予算10万円以内の堅実トールボーイスピーカー

実売価格が10万円までのトールボーイスピーカーの紹介です。広いジャンルに対応力のある万能タイプ7機種が揃いました。手軽に揃えたお手頃なパッケージセットからのステップアップにも、ちょうどいい価格帯ではないでしょうか。

このあたりからは、『低音とくい』のアイコンがなくても各機種とも低音に関しては十分出てきます。ホームシアターにも音楽鑑賞にもおすすめです。

※商品はおおむね実勢価格の低いほうから高いほうへ順に並んでいます。


1. Pioneer S-31-LR

S-31-LR
形式:3ウェイバスレフ
出力音圧レベル:84dB
再生周波数帯域:38Hz~40KHz
外形寸法:W202×H1006×D230mm
質量:8.8kg(1台)
icon_S-31-LR

白系インテリアにもよくなじむ、かわいらしいスピーカーです。この価格帯で白を選べるのはこのS-31-LRだけですね。トールボーイは部屋に入れると意外に存在感が出たりしますので、威圧感や圧迫感を与えない白系のスピーカーがもっとあってもいいと思います。

このS-31-LRはインテリアブログなどでも良く見かけるスピーカーですが、案外20代、30代の男性にも人気があるようです。

音のほうは、上から下までつながりのいい好バランスタイプ。破綻のない低音と奥行きのある中音、澄んで伸びのある高音に、ほどよい精細感も加わっていて、ヴォーカル系やピアノ、管弦楽を気持ちよく聴かせるだけの安定した実力が備わっています。この価格帯の中ではリーズナブルさでも際立っていますね。



2. YAMAHA NS-F500

NS-F500
形式:3ウェイ・バスレフ型
出力音圧レベル:88dB
再生周波数帯域:40Hz~50KHz
外形寸法:W224×H981×D349mm
質量:19.1kg(1台)
付属品:スピーカーケーブル(4m)
icon_NS-F500

誇張や色づけがないのに厚みがあって上品という、ヤマハ自慢のナチュラルサウンドを体現しているスピーカーです。こだわりのピアノをはじめとする楽器の響きにも、まず文句はありません。さすがヤマハというところですが、この機種において特筆すべきは中音域の質感です。すっきりした中にも奥行きときりっとした立体感を感じます。女性ヴォーカルのぞくっとするような声の質感までよく伝えてくれます。

外観の仕上げも含めて隙らしい隙がありません。音楽にホームシアターに不満のない一台です。



3. ONKYO D-509E

D-509E
形式:3ウェイ・バスレフ型
出力音圧レベル:84dB
再生周波数帯域:40Hz~100KHz
外形寸法:W275×H991×D370mm
質量:16.4kg(1台)
付属品:コルクスペーサー×4、スパイク×4、吸音スポンジ、スピーカーケーブル(3m)
icon_D-509E

透きとおりながらもキレと精細感のある、癖のないきれいな高音を聴かせてくれます。弦楽器の高音の響きがとてもきれいに聴こえます。こんな音まで入っていたのかという細かい音まで聴こえてきますが、全体としてきつい感じはありません。

中域もくっきりして自然。人の声も立体感を伴って鮮明です。気になる低域も、締まりのある低音が十分な量感を持って出てきます。

同社のブックシェルフと比べれば素直でおとなしく、尖ってはいませんが、やはり音楽のきらめくような中高域の魅力は外せないと感じる人、そしてONKYOのアンプをお持ちの方に、特におすすめです。





4. MONITOR AUDIO Bronze BX5

Bronze BX5
形式:2.5ウェイ・フロント&リアバスレフ
出力音圧レベル:90dB
再生周波数帯域:36Hz~30KHz
外形寸法:W215×H868×D282mm(ベース込)
質量:6kg(1台)
icon_Bronze BX5

英国メーカーMONITOR AUDIO(モニターオーディオ)が、従来より評価の高かったBronze BR5をさらにリファインしたのがこのBX5。軽快でキレのあるタイトな低音、前に出る中音、伸びがあって華やかな高音と、バランスのいいくっきり型のスピーカーに仕上がりました。

比較的コンパクトに設置できますので、小柄でタイトな音質の万能型スピーカーをお探しの方におすすめします。ブラックアッシュ、ウォルナット、ホワイトオーク、ローズマホガニーの4色が選べます。



5. JBL STUDIO 280

STUDIO 280
形式:3ウェイリアバスレフ
出力音圧レベル:89dB
再生周波数帯域:30Hz~22KHz
外形寸法:W237×H1124×D308mm(グリル含む)
質量:20.5kg(1台)
icon_STUDIO 280

アメリカの名門JBLの現代的ホームスピーカー。この「STUDIO 2シリーズ」には本当に癖を感じませんね。聴いていて気になるところがありません。ジャズはもちろんのこと、J-POP、ロック、クラシックと苦手を持たない万能型スピーカーに仕上がっています。 30Hzとサブウーファー並みに低い音まで出ますから、映画にもオーケストラにもこれだけで十分対応できますね。低音が出ないと魅力が半減してしまうオルガン音楽や、テクノ、エレクトロにも向いている機種だと思います。



6. DALI ZENSOR 7

ZENSOR7
形式:2ウェイバスレフ
出力音圧レベル:90dB
再生周波数帯域:40Hz~26.5KHz
外形寸法:W257×H994×D320mm
質量:14.9kg(1台)
付属品:ラバーパッド、スパイクフット
icon_ZENSOR7

濃い目の味わいのDALIの中では軽快なキャラクターのZENSORシリーズですが、このZENSOR7もまた、上品な中高音域の音色を特長としているすっきり系のスピーカーです。

歌もの(ボカロ含む)のみずみずしい表現が特筆すべきポイントでしょう。バックに広がる演奏のなかでヴォーカルにスポットが当たるのがわかるような、主役が引き立つ見通しのよさがあります。やはりDALIらしいきめの細かい艶感のあるヴォーカルは素晴らしいのひとこと。そんなわけで比較的シアターよりピュアオーディオ寄りのユーザーに好まれています。



7. audio pro AVANTO FS-20

AVANTO FS-20
形式:3ウェイバスレフ
出力音圧レベル:89dB
再生周波数帯域:40Hz~22KHz
外形寸法:W210×H1005×D410mm
質量:20.5kg(1台)
icon_AVANTO FS-20

audio proはスウェーデンの音響機器メーカー。木目調のシンプルな造形に、バッフル面がレザー調。素朴でシンプルで、ちょっと変わってるけど愛らしく暖かい、そんな北欧らしさを感じさせるデザインです。

写真ではなぜかウーファーが両方とも右にあるようですが、実物はきちんと左と右についてます。スピーカーの左右を入れ替えてこれを外に向けたり内に向けたりすることで、音響の調節をおこなうことができます。

音の出かたには素直なバランスのよさがあります。カリっとした輪郭を感じる音ではなく、丁寧にきれいに鳴ってくれる感じです。北欧の、素直で実直な青年という感じでしょうか。長時間聴いていても疲れることのなさそうな、人当たりのよさを感じるスピーカーです。




マルチユース対応の万能タイプが揃うこの価格帯で選ぶなら?

国内外の音響機器メーカーの力の入れどころ。ご紹介した全機種において、センタースピーカーを含む各種スピーカーがシリーズにラインナップされていて、ホームシアター用としての拡張性が考慮されていることがわかります。
また、価格帯が低めのS-31-LR以外の機種は、どれもピュアオーディオ用として遜色のない実力も持っています。あなたはどのような個性がお好みでしょうか。

  • ナチュラル系をお望みなら…YAMAHA NS-F500/audio pro AVANTO FS-20
  • 高域がきらめく美しいサウンド…ONKYO D-509E
  • 広がりのあるすっきり系…DALI ZENSOR 7
  • くっきりタイトなモニターサウンド…MONITOR AUDIO Bronze BX5
  • お部屋が白系のインテリアなら…Pioneer S-31-LR

  • をそれぞれベストとして推薦します。ご選択にお役立てください。


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