クラシックもヴォーカルも、そしてやっぱりジャズも好き

JBL 4306
4306の音質は元気いっぱい

音質レビュー

聴くのはジャズだけじゃないですよね?

人によって好みはあるでしょうが、JBLのスピーカーは音が明るいのがいいところ。他のスピーカーで聴きなれた音源をかけたとき、いつでも「おっ」と思わせる力を秘めています。音楽を前へ前へと押し出してくれる、開放感とエネルギー感のある爽やかなキャラクターが持ち味。

この4306もそのように元気なタイプですが、このルックスでいて意外や優等生、20cmウーファーの余裕のある低音再生も手伝って、実はクラシックもヴォーカルも美しく鳴らす洗練された現代的スピーカーになっています。ホーンの音も柔らかみすら感じるほど。


とは言ったってやっぱりジャズだよね!

でもこれに興味のある人は、やっぱりジャズが好きな人でしょう。従来のJBLのイメージを刷新するオールマイティさを獲得しながら、やはり伝統の音作りはここにあり、熱いジャズを聴かせる力量は天下一品です。能率も89dBとまずまずの高さ。ボリュームをあげれば大迫力でパンチのある低音が飛んできます。

「こんどのスピーカーはJBLのモニターの中から」と決めている人で、ジャズを中心にそれ以外もいろいろ聴きたい人におすすめ。アッテネーター付きで高域の調整が可能です。

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