売れ筋インシュレーター製品別の音質変化の違いとは

今回はオーディオテクニカほか、スピーカーやアナログプレーヤー、CDプレーヤーなどにおすすめの高評価インシュレーターを紹介します。

インシュレーターの役割は、まずスピーカーが設置環境に伝えている不要な振動を収束させ、余計な響きを取り除くこと。その上でその素材や構造の個性が音に加わってきます。

ご存知のように、スピーカーは置く場所や設置面の状態に強い影響を受けて音が変わります。インシュレーターはそうしたユーザーごとに千差万別の状況において、スピーカー本来の能力を引き出し、お望みの方向に音質を改善する手助けになります。


まずは広く支持されているオーディオテクニカの製品から、特に人気のある2品を紹介します。


audio-technica AT6098

audio-technica AT6098
複合素材8個セット
  • 明確な定位と抜けの良い低音を実現。(メーカーのキャッチコピー)
  • ボワつく低域を締めたいならまずこれをおすすめします。
  • 構造・材質:3層構造(ハネナイト/真鍮/ハネナイト)
  • サイズ:直径20mm、高さ11mm
  • 重さ:約25g/個
  • 耐荷重:5kg(1個あたり)
  • 8個1セットです。
  • 付属品:スペーサー×8
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audio-technica AT6099

audio-technica AT6099
複合素材6個セット
  • 明確な定位と伸びる高域、厚みのある低域を実現。(メーカーキャッチコピー)
  • 上のAT6098より大きめで重量もあります。音像をはっきりさせたいならこちら。
  • 構造・材質:4層構造(ハネナイト/真鍮/ハネナイト/ソルボセイン)
  • サイズ:直径30mm、高さ17mm
  • 重さ:約65g/個
  • 耐荷重:5kg(1個あたり)
  • 6個で1セットです。
  • 付属品:スペーサー×6
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インシュレーターは木材系も一つの主流。高音がきついときには柔らかめの素材で緩和を図ります。


山本音響工芸 QB-3

山本音響工芸 QB-3
木製4個セット
  • 比重1.4と水に沈む重さの硬質な黒檀を使った木製キューブです。
  • 低音を引き締め、余分な金属臭を取り除くような効果があります。
  • 構造・材質:アフリカ黒檀
  • サイズ:34x34x34mm
  • 耐荷重:50kg(4個)
  • 4個1セットです。
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組み合わせによって応用が効くタイプの製品も。異素材の組み合わせパターンでいい結果が出ることもあります。


オヤイデ INS-US

オヤイデ INS-US
ステンレス4個セット
  • 耐荷重の非常に高いステンレス製スパイク。小型で目立たないのも美点です。
  • 単独使用の場合、上向き下向きどちらでもOK。スピーカーの前後で上下を替えてみる使い方もあります。
  • 構造・材質:ステンレス(SUS303)削り出し
  • サイズ:直径20mm、高さ9.9mm(うち円錐部3.9mm)
  • 重さ:15.8g/個
  • 耐荷重:200kg(1個あたり)
  • 4個1セットです。
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オヤイデ INS-SP

オヤイデ INS-SP
ステンレス4個セット
  • スパイク受けとして上のINS-USとセットで使えます。
  • 単体でも使用可能。高域の存在感アップが期待できます。
  • 構造・材質:ステンレス(SUS303)削り出し
  • サイズ:直径20mm、高さ6.0mm、凹みの深さ2.0mm
  • 重さ:14.7g/個
  • 耐荷重:200kg(1個あたり)
  • 4個1セットです。
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山本音響工芸 PB-10

山本音響工芸 PB-10
木製4個セット
  • 金属製スパイクと石材のベースの中間に置くのがおすすめです。適宜ブチルゴムのスペーサーを挟むのもグッド。
  • 御影石の上で過度に高域が強調されている状態を改善できたというレビューがあります。
  • 構造・材質:アフリカ黒檀
  • サイズ:直径32mm
  • 耐荷重:50kg(4個)
  • 4個1セットです。
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インシュレーターはまずスピーカーの力を引き出した上で「素材の音が乗る」

インシュレーターは一般に「その材質の音が乗る」などといわれ、木など柔らかめの素材のインシュレーターは音に暖かみや低域のまとまり感を与え、逆に金属のものは高域にシャープさを加えるような性格を持っています。

上記のAmazonのページのユーザーレビューにもそのような傾向が表れていますが、どのインシュレーターにも共通した効果は、まず低音が締まること。設置の状況によってそれまで音を暴れさせていた余計な振動が収束することに伴って、そのスピーカーが持つ本来のくっきりとした音像が現れたり、あいまいだった定位感が向上したり、高域の伸びが感じられたりします。その上でインシュレーター自体も共振して音の一部になるわけです。

インシュレーターの機能は半ば以上、スピーカー本来の音質の発揮といってよく、それゆえ、あるスピーカーでは高域がよく出てくれたのに別のスピーカーではそうならないなど、ある程度の相性もあるようです。

今回はオーソドックスな製品を紹介しましたが、このような製品以外で代用になるものもいろいろとあるかもしれません。ホームセンターや100均などで探してみるのもいいと思います。


どこで買えばいい? 大理石のオーディオボードの入手方法はこちら。

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