Wi-Fi対応でもBluetoothは付いていないEX-N5

現行のウッドコーンコンポの中でも古いほうになるJVC EX-N5。発売は2012年です。Wi-Fiに対応している貴重な機種ですが、それ以外にはどんな魅力があり、これから買うとしたらどんな方に向いているのか、機能のあらましを紹介します。



JVC EX-N5

JVC EX-N5
JVC EX-N5

EX-N5の基本機能と他機種との比較

EX-N5の基本機能

  • CD、CD-R/RW(音楽CD、MP3、WMA)
  • Wi-FiやAirPlayでiPhoneやPCの音源をワイヤレス再生。
  • FM/AMチューナー。
  • 接続したiPod/iPhone/iPodの再生。
  • USBメモリー内の音楽ファイルの再生。
  • 付属品:リモコン、リモコン用電池、FM簡易型アンテナ、AMループアンテナ、iPad用スタンド、スピーカーコード×2

同クラスの他機種との比較

EX-N5は、Wi-Fi、AirPlayに対応していてPCやiPhoneなどに保存した音楽ファイルをワイヤレスで再生できますが、その一方でBluetoothには対応していないという、現時点から見ると少しユニークな構成を持ったコンパクトコンポです。

ただBluetoothも必要であれば、前面ミニプラグのAUDIO INにレシーバー(受信機)を接続することで利用することもできると思います。



EX-N5の特徴的なところ

1. ネットワーク対応
Bluetoothよりも音質のいいAirPlayはApple派には魅力的です。



各部のサイズ

本体
幅x高さx奥行き:223x96(Wi-Fiアンテナ伸長時136)x338mm

スピーカー部(1台)
幅x高さx奥行き:120x161x246mm

ミニコンポとしては本体部の奥行きがかなりあるほうです。それ以外はかなりコンパクトにまとまっています。



総評・EX-N5の魅力

EX-N5はすでに発売から3年が経過していますが、Wi-Fiに対応している一点は、今もウッドコーンミニコンポ内においてこの機種の魅力たりえています。

出力も最大50W+50Wと大きく、もちろんスピーカーに魅力はあり、入出力もビデオ出力を含めてひととおり揃った捨てがたい機種でもあります。BluetoothよりAirPlayのほうが高音質な伝送ができるので、それができる機種を選びたいという人もいるでしょうね。

ただ上面ドックコネクタはApple製品のうち、ライトニングコネクタを採用しているiPhone5以降の各機種には適合しません。その点ではこの機種の魅力もいくらか減じています。30ピンのドックコネクタを持つ、iPhone4s以前のiPod/iPhoneをこれからも利用したい方には、新規購入の対象としても適切な選択になると思います。

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