薄型コンパクトで多機能なSONY BDV-EF1

ブルーレイプレーヤー内蔵でテレビ回りにスペースがなくても設置しやすい2.1chシアターセット、SONY BDV-EF1を紹介します。

テレビの音を良くする以外にBluetoothやネットワーク機能も付いて、スマホやPCとの連携もできる多機能で手頃な2.1chセットです。



SONY BDV-EF1

SONY BDV-EF1
SONY BDV-EF1

BDV-EF1の機能と特徴

BDV-EF1の基本機能

  • プレーヤー内蔵型アンプ、フロントスピーカー2台、サブウーファー1台の2.1ch構成。
  • S-Force PRO フロントサラウンドで広がりのある音場感を創出します。
  • ブルーレイ、DVD、CDなどを内蔵プレーヤーで再生できます。
  • USBメモリーなどに保存した音楽ファイルや写真を再生できます。
  • NFC対応のBluetoothでスマホ等の音源も再生できます。
  • 有線または無線でネットワークに接続できます。
  • 各種サウンドモードを設定できます。
  • FM放送を聴くことができます。


他機種と比較したときのBDV-EF1のポイント

1. 機能が豊富
従来のシアターセットが映像に付随する音声の充実のみを守備範囲にしていたのと比べると、BDV-EF1の機能はより幅広く、ネットワークオーディオ的な領域までカバーしています。これは近年のAVアンプの多機能化路線に追随するもので、インターネットブラウザを使用してテレビ画面でウェブサイトを閲覧することもできます。

2. プレーヤー内蔵で場所要らず
ウーファーも含めて全体がコンパクトなこととプレーヤー内蔵であることで、あまり場所をとらずにテレビ環境をグレードアップできる魅力があります。



主な付属品

  • リモコン(RM-ADP101)
  • アナログ音声コード(ステレオミニ⇔赤白ピン1.5m)
  • FMワイヤーアンテナ(1.5m)
  • 単3乾電池×2


入出力端子

  • HDMI出力1(テレビとの接続に使用)
  • 光デジタル音声入力
  • アナログ音声入力(RCA)1
  • LAN端子1


各部のサイズ

アンプ
幅x高さx奥行き:430x50.5x296mm

フロントスピーカー(1台)
幅x高さx奥行き:95x189x80mm

サブウーファー
幅x高さx奥行き:177x280x245mm



他に買ったほうがいいもの

設置や取り付けのために必須、または役立つ製品です。リンク先は一例です。接続ケーブル等の長さは環境に合わせて適切なものを選択してください。

1. テレビと接続する(必須)

ハイスピードHDMIケーブル

お使いのテレビのHDMI端子がARC(オーディオリターンチャンネル)に対応している場合は、これだけ(ケーブル1本)で完了です(ARCに関しては端子部の表示かテレビの説明書をご確認ください)。

お使いのテレビがARCに対応していない場合は、音声伝送のためにこれに加えて光デジタルケーブルまたはアナログ音声ケーブルのどちらかで接続が必要です。


2. スピーカーを壁掛けにする場合

フロントスピーカーは壁から数mm出したネジの頭に引っ掛けて壁掛けにすることができます。幅5mmの穴に引っ掛けるため、軸の直径が4mm程度、長さ3cm程度の市販のネジが推奨されています。フロントスピーカー1台に付き1本のネジを使用します。



外部機器のHDMIはテレビとつなぐ

BDV-EF1は、機能はひととおり揃っているし音質関連の技術はいいし、プレーヤー込みで薄型で、(ウーファー以外は)ほとんど場所をとらないということでなかなか魅力的な機種なんですが、HDMI入力がないというところが唯一大きな欠点です。ひとつでもあればHDMIハブなどで増やすことは可能なんですが、ゼロではそれもできません。

プレーヤー込みということで省かれたのでしょうが、せっかくならあったほうがよかったですよね。でも別のプレーヤーやゲーム機をつなげないわけではありません。テレビ側に接続することで解決できます。

つまりゲーム機などの音声は、テレビを経由してHDMIのオーディオリターンまたは光デジタルケーブルを通って、BDV-EF1のスピーカーから出力されます。

このあたりは5.1chのシアターセット、BDV-N1B/N1WLあたりとの差別化でそうなっているのではないかと思います。接続機器が多ければBDV-N1B/N1WLがおすすめ機種ですが、BDV-EF1はシンプルにテレビの音を良くしたい、BDプレーヤーとスピーカーを面倒なしでテレビに接続したいという要求には、同価格帯のほかの機種よりも多めの機能とともにしっかり応えてくれます。

Amazonのレビューからもテレビ中心のライトユーザーの支持を受けていることが見て取れます。

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