知識ゼロからMCX8000の魅力を手探りで調べてみた

多趣味な友人がツイッターでMCX8000が欲しい・・・とつぶやいていました。

そのモデル名からなんとなく、PCのグラフィックボードかそれともエンジンのついた乗り物だろうか、と想像しながら検索してみたら、それは想像とは全く異なる製品だったのです。

この画像を見てください。

MCX8000


最初に検索して出てきた記事のタイトルから、まずそれが、デジタル音源をソースとしてDJプレイに使うDJコントローラーと呼ばれる製品であることはわかったものの、私はこの写真を最初に見たときには、てっきりPC画面上のソフトのGUIだろうと勘違いしてしまいました。



MCX8000は「DJコントローラー」の最新要注目モデル

DENON DJ デノン / MCX8000 コンプリートDJシステム Serato DJ対応 DD-CON-008
要塞感溢れる製品画像

しかしこれは実物のモノとして現実に存在する機器だったのですね(上の画像をAmazonにリンクしています)。クラブのDJブースでアナログレコードを回すDJ卓の、レコードを使わないデジタル版になります。

このMCX8000では、USBメモリPC内の音源を自在に操って複数の音源をミックスしたり、つないだり、各種エフェクトを与えることができます。

現時点でこの分野に関して全くといっていいほど知識のない私にも、順にいくつかのサイトを回ることで、国産ではPioneerとDENONがこうした製品の開発を続けており、MCX8000はそれらの一群の製品の中で最新の上位機として、いま最も注目を集めている製品であるというところまで把握することができました。



濃いレビュー動画や使用感はこれから続々と上がってくるはず


Youtubeの動画レビューが参考になった

まだ発売からひと月程度のようなので使用感などの濃いレビューはこれからになるのだと思いますが、その中でOTAIRECORD(オタイレコード)さんがYoutubeに上げている一連の動画が面白く、参考になりました。

連番の付いた動画が8本あるうちの前半部分も、用語や小ネタらしき部分への理解は及ばないものの、門外漢なりに興味深く見ることができましたし、後半からは実際に操作しながらのレビューになっていきます。



テクノブームの記憶が甦る

超個人的な話になりますが、管理人は1990年代のDJブーム(というよりテクノブーム)の残り香だけは嗅いできた世代になります。リチャード・D・ジェイムズ(エイフェックス・ツイン)やケン・イシイのCDも後追い気味ですが愛聴していました。

90年代はネットもいまほど普及しておらず、主に雑誌で情報を集めて少ないお小遣いからCDを買っていたこと、そしてオービタル、サンエレクトリック、リッチー・ホウティンなどのアーティストとともに、ワープ、R&S、ライジングハイなどのレーベル名も連鎖的に思い出すことができます。

もっとも、当時はカルチャーの全体像や背景にまでは思いが至らず、ジェフ・ミルズがアフリカ系アメリカ人であることも数年前になってようやく知ったくらいの、踊りもしない音楽ファンでしかなかったので、しだいに関心は別の方向へ移ってしまいましたが。

(余談ですが、当時全盛期の小室哲哉さんがしばしばテクノを語っていたことに対してことあるごとに敵意を向けていたのが、私と同じようなライトなインドアテクノファンだったと思います。もうどうでもいいことなんですが、小室さんが「ジャングル」「レイヴ」などと発言するのに理由もなくむかついていたのは、若かりしころの自分たちこそがまさに「にわか」だったからじゃないかと今では思います)



初心者がDJコントローラー買うならこのあたりでもいいのではないか

昔を思い出してDJのまねごとでもして遊んでみようという人には、正直言ってMCX8000は高価です。またPC不要とはいっても筐体自体にサイズがあるので、必要とするスペースも大きめです。

次の2機種は価格がMCX8000の1/5程度で、入門には適していると思います。記事作成時点ではそれぞれレビュアーも少ないながら採点は5点4.3点で、全くの初心者がどの程度遊べるかは不明ながら、ものとしては悪くなさそう。



PIONEER DDJ-WEGO3-K
  • ユーザーの多いDJソフトウェア「Serato DJ」(Intro)ほかさまざまなソフトに対応。
  • 上部のスリットに設置したiPhone/iPadにつなげて操作できる。


Pioneer DJ パイオニア / DDJ-RB DJコントローラー
  • DJソフトrekordbox djのライセンスキーを同梱。PCと接続してすぐに遊べる。
  • 自社開発のrekordbox djは、日本語曲名への対応なども含めて多機能で使いやすい。


動画と参考文献

以下のDVDと本は、DJとクラブミュージックの実際と背景についての端緒としておすすめします。

Youtubeに上がっているExhibitionistの動画は一度再生すると延々と見続けてしまう中毒性があります。3連アナログ卓を目にも止まらぬ早業で操作していくジェフ・ミルズがヘッドホンをしたアスリートに見えてきます。


エキシビジョニスト-ア・ジェフ・ミルズ・ミックス [DVD]

ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノ

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