Web会議向け最新スピーカーホンは音声品質も向上している

Web会議では必須のデバイスがスピーカーホン。その機能はマイクとスピーカーが一体になったもので、これ一台でネットを経由した遠方の相手との会話が可能になります。

ちょうどテレビで中継先のレポーターとスタジオの数人が会話するような格好で、ごく自然に会議を行うことができます。

現在市販されているスピーカーホンの種類はそれほど多くはありません。しかし古めのものと新しいもののユーザーレビューを比べてみると、最近のものにはとりわけ音質面での向上が見て取れます。

今回はそんな音質面の課題を克服した最新スピーカーホンのご紹介です。



サンワサプライ MM-MC28

サンワサプライ MM-MC28
  • 接続方法:USB
  • マイク指向性:無(全)指向性
  • 集音半径:約5m
  • サイズ:110x110x63mm
  • Windows 10/8.1/8(64・32bit)/7(64・32bit)/Vista/XP、Mac OS X(10.4以降)
  • 付属品:USBケーブル(約1.5m)

スピーカーホンに限らず、会議用マイクは特定の方向への指向性がなく、周囲の音を均等に拾うのが特徴です。

ですので会議メンバーの集まる中央付近に置くことで全員の声が相手に自然な形で伝わります。

このMM-MC28は公称で半径5mの音声を拾うことができますが、実質的に想定しているのは人数5~8人前後の会議ではないかと思います。

Amazonのユーザーレビューはスカイプで個人利用している方とWeb会議用の方とが半々くらいですね。

Web会議用として使っている方のレビューからそのまま抜き出すと、利用人数は6~7名、10人前後、5名程度といったところです。この規模の会議にはおおむね好評で、ほかの機種と比べてコストパフォーマンスも高いと言える機種です。

まだプレイステーション4にも対応していて、ボイスチャットを含むゲームにも利用できます。

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ヤマハ YVC-300

YVC-300
  • 接続方法:USB、Bluetooth、オーディオ入出力
  • マイク:単一指向性×3
  • 集音半径:推奨1.5m以内、最大3m
  • サイズ:W235xD226xH46mm
  • 付属品:USBケーブル(3m)

ビジネスに使う前提で音質最重視なら、こちらのヤマハYVC-300がおすすめです。

まずなにより音が大きい=向こうの声が聞こえやすいという点で、この機種は抜きんでています。

またYVC-300は形状も独特の三角形をしていますが、その角の方向に指向性を持ったマイクを3基仕込み、それぞれに自動追尾性能を持たせる形で360度の集音を可能にしています。つまり声の方向を重点的に集音するので、単に無指向性であるよりもSN比の高い音声伝達が期待できます。

そのほか、USB接続、Bluetooth接続、オーディオ入力端子への接続が同時に可能というところも、実用上での大きなアドバンテージになりそうな特徴。

これはネット回線と電話回線など、複数の異なる規格の接続先をミックスして会議ができるようにするもので、場所も所有デバイスも異なるメンバーの間にでも臨機応変に合議の場を作り出すことのできる、出色の機能と言えます。

そのような機種なので個人用としては(かなり)オーバースペックな気味もあるものの、ビジネス用としては非常に高い評価を与えられる機種です。Amazonのユーザーレビューでも利用者はほとんどが会社員のようです。彼らの喜びの声をお聞きください。

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Jabra SPEAK 510 for PC

Jabra SPEAK 510
  • 接続方法:USB、Bluetooth
  • マイク指向性:360度対応
  • 連続通話時間:最大15時間
  • Bluetooth連続待受時間:約100時間
  • Ø120xH30mm
  • 接続ケーブル:80cm
  • 付属品:キャリーケース

Jabra SPEAKのスピーカーフォンとしてのアドバンテージは、充電可能でかつ、Bluetooth接続ができるという点です。つまりどこにもラインを繋がずに通話ができるようになっています。もちろんUSBでPCに接続する一般的な使い方も可能。

3.5mmジャックにヘッドセットを繋げば、相手の声を漏らさないかたちでパーソナルに使うこともできます。

質問: iPhone6にbluetooth接続して常時待ち受けし、着信or発信時にハンズフリーにて会話をしたい。この製品はこの要件を満たしてくれますか?

回答: 大丈夫ですよ。私は、PCにUSB接続しながらiPhoneにBluetooth 接続でPCのLynkでも、iPhoneでも使用しています。電話会議が多いので重宝しています。

待ち受け時間が長いので、スマホ用のハンズフリーツールとして使っている方もいますね。

公式動画には内容があまりなかったので、こちらのレビュー動画をどうぞ

Bluetoothの接続は簡単、ケーブルを巻き取れるのはいいアイディア。動画を通して聴く限り、マイク性能は非常に良好な一方で、スピーカーは少しこもって聴こえますね。

Bluetoothに対応していない下位のSPEAK 410との価格差が200円程度なので、現状では510のほうにかなりお得感があります。

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スピーカーホンはスカイプにも使える

ウェブ会議で使われることの多いスピーカーホンですが、個人でスカイプボイスチャットなどに使っている人も多くいます。

金額的にはまだまだマイク+ヘッドホンやヘッドセットよりは高い製品ですが、ヘッドホンやヘッドセットの装着が煩わしかったり髪型が崩れるのが嫌な場合には、こうしたスピーカーホンを使うのもいいと思います。

以前書いたUSBマイクの記事でも、平たい形状の会議用マイク(マイク機能のみです)を紹介しているので、個人ユースで考えているならこちらの記事もご覧ください。