おしゃれでインテリアと調和するラジオベストセレクション

今回はラジオ特集として、チボリオーディオをはじめとする高級ラジオをピックアップしてみました。

単体のラジオとしては価格も高めの製品群ですが、その多くにはすでに高い評価が定着しており、昨今ではBluetoothその他の機能が付加されて以前より実用性も向上しています。

個々の製品の水準の高いデザインや、ユーザーによる(おおむね好意的な)音質レビューを見ていけば、大人が自分のために(一部は子どもにも!)買おうと思える単体ラジオの魅力がきっと伝わることと思います。



Tivoli Audio Model One BT


Tivoli Audio 高級ラジオ Model One BT クラシックウォールナット/ベージュ Bluetooth対応
FMAM_Bluetooth
  • 受信周波数:FM76.0~90.0MHz、AM520~1629KHz
  • サイズ:W213×H115×D134mm
  • 画像のクラシックウォールナット/ベージュほか全6色
  • 付属品:FMアンテナ、電源コード

Tivoli Audio(チボリオーディオ)の代表的なテーブルラジオであるModel Oneは、チボリのみならず、他社も含めたこの種の高級ラジオの中で定番と言っていい存在。インテリア系雑貨や家具屋さんのウェブサイトでも、製品画像の背景に置かれる小道具として頻繁に登場してきます。

ほっとするような見た目とアナログ的な味のある操作感、またモノラルラジオとしての音質面でも非常に高い評価を得てきたそのModel Oneに、新たにBluetooth機能を加えたのが写真のModel One BTです。

これでスマホに保存してある音源や、radikoなどのスマホアプリを使って地上波では聴けない遠方のラジオ局をネット経由で聴いたりもできるようになりました。

似たテイストのチボリのテーブルラジオとしては、別体スピーカーがセットになっていてステレオ再生できるModel Two 、前面にシンプルなアナログ時計が付いていて上面から音が出るModel Threeなどが存在しますので、そのなかから好みで選ぶことができます。

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音質に関するレビューは前モデル(Bluetoothなし)のページのものが参考になります。



Tivoli Audio Music System BT

Tivoli Audio(チボリ オーディオ) Music System BT クラシックウォールナット/ベージュ
cd_FMAM_Bluetooth
  • 受信周波数:FM76.0~90.0MHz、AM522~1710KHz
  • サイズ:W359×H133×D241mm
  • クラシックウォールナット/ベージュ、チェリー/メタリックトープの2色
  • 付属品:電源コード、リモコン、FMアンテナ、AMアンテナほか

CDと液晶表示窓が付いた一体型コンポのMusic System BT。小さなボタンが前面にたくさん付いていますが、基本的な操作はリモコンで可能です。

底面にサブウーファーを搭載。ステレオとモノラルを切り替え可能で、「スペースフェイズモード」機能でさらに広がりのあるステレオ感を演出することもできます。

Model One BTと比べると横に広いだけでなく奥にも長いので、インテリアに馴染み易いといっても、置く場所は選びそうです。あと価格はModel One BTよりもかなり高いです。

ですのでMusic System BTは「せっかくだからCDも聴けるほうを」という感じで選ばれるよりは、最初から据え置きのコンポーネントを探していて、とくにこの機種のたたずまいや音質が気に入っが人向けの製品になると思います。リンク先にもそのようなレビューが寄せられています。

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GENEVA GENEVA SOUND SYSTEM MODEL S Wireless

GENEVA SOUND SYSTEM MODEL S[ レッド ]
FM_bt
  • FMラジオ受信周波数 76.0~90.0MHz(6局プリセット)
  • ブラック、レッド、ホワイト
  • サイズ:W235×H149/220(スタンド取付け時)×D185mm
  • 付属品:リモコン、電源ケーブル、FMアンテナ、専用スタンド

GENEVA(ジェネーバ)のMODEL S Wireless。モダンなデザインの卓上ラジオです。チボリのModel One BTと比べるとひと回り大きめのサイズです。1本脚のスタンドを付ける付けないでかなり表情が変わります。インテリアラジオとしては取り付け前提で選ぶ方が多いのではないでしょうか。

ネットを付けた状態だとモノラル1ユニットに見えますが、取り外すと2つの3インチユニットが並んでおり、これにより艶感のある音質と音の広がりを両立しています。

本機は前モデル「MODEL S」のiPodドックが廃止されてBluetoothが採用されたもので、名称にもWirelessが付いています。3.5mmミニジャック経由の外部入力も可能です。

時刻表示と入力ソース表示を兼ねたシースルーの液晶や、日本のデザインではちょっと見かけないシンプルなリモコンも含めて、どこかレトロフューチャーな趣きのあるインテリアFMラジオ/Bluetoothスピーカーです。

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BRIONVEGA Radio Cubo.it

BRIONVEGA Radio Cubo.it (BRIONVEGA Collection JP) サンオレンジ[TS525AS J] ~BRIONVEGAヒストリーブック付~ SMBTS525AS
fm_bt_Wi-Fi
  • FM受信周波数 76.0~90.0MHz
  • スノーホワイト、サンオレンジの2色
  • (Open時)幅265x115x130mm、(Close時)幅230x130x130mm
  • 付属品:リモコン、ドッキングステーション、ACアダプタ

こちらはレトロフューチャーというよりはレトロそのもの、それも懐古趣味としてのレトロではなくて「昔の最新型」そのままをおもわせるBRIONVEGAのCubo(キューボ)です。

2つのブロックを連結したようなユニークな形状は開いても閉じてもかわいらしく、外観上のアクセントになっているシルバーのリボンは引き出すことで持ち手になります。

cubo
画像はMoMA STOREより

機能としてはFMチューナー、BluetoothのほかWi-Fiにも対応しているので、仕事中にネットラジオを流しっぱなしにするなども可能です。

AC電源のほかに乾電池(単2型6本)でも駆動でき、外に持ち出して楽しむことができるインテリアラジオになっています。

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magno IKoNO++

magno IKoNO++/イコノ ツープラス(AM・FMラジオ、AUX-in, out)【iPodとつなぎ、スピーカーとしても使える木のラジオ】
FMAM
  • AM/FMデジタルチューナー
  • サイズ:W180×H102×D85mm(突起物含まず)
  • 付属品:ミニプラグケーブル、USB充電ケーブル、電源アダプタ、クロス

マグノのIKoNO++ (イコノツープラス)は、大人にとってはノスタルジックで、ラジオに初めて触れる小さな子どもにとっては不思議なおもちゃのような、本物のラジオ。木でできたラジオです。

ラジオを表象する記号のようなシンプル極まる造形。あえて目盛りも数字もどこにも書かれていない大きなダイヤルを回して放送局を探します。

丸っこくてずっと触れていたくなる造形や、iPodなどを接続するための付属ケーブルも両端部分が木になっていたりして、どこまでも癒し感が溢れています。ケーブルは小さな木のかんぬきのかかった裏側の整理スペースを開けて収納できます。

コンセントのほかに充電池内臓なので持ち運びも可能です。

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デザイン違いで手のひらに乗るサイズのミニラジオ、MiKRO DG#1 (ミクロデジタルワン)もあります



YAMAHA TSX-B141

ヤマハ デスクトップオーディオシステム CD/USB/ワイドFM・AMラジオ/Bluetooth対応クロックオーディオ シャンパンゴールド TSX-B141(NC)
cd_FMAM_USB_Bluetooth
  • 受信周波数:FM76.0~95.0MHz(ワイドFMにも対応)、AM531~1611KHz(プリセットメモリー各5局)
  • シャンパンゴールド、ブラック、ブリック
  • サイズ:W400×H180×D137mm
  • 付属品:リモコン、電源コード、FMアンテナ、AMアンテナほか

TSX-B141は、YAMAHAのロゴがなければデンマーク製といわれても納得できそうなデザインがなにより秀逸です(個人的には特にレンガ色のブリック)。

シンプルなデザインの方向性が共通しているTSX-B235も含めて、このシリーズの売れ行きも好調とのこと。たとえ見た目先行だとしても納得できそうですが、以下のリンク先のページ(Amazon)では本格的なオーディオファンからの好意的なレビューが多く寄せられています。

チボリのModel One BTと比較すると幅40cmは大きめ。単体ラジオというよりは、一体型の据え置きコンポに近いサイズです。

実際、TSX-B141はFM/AMラジオのほかにCD、USB接続機器の再生にも対応し、USBメモリーなどに保存したMP3、WMAを再生することもできます。BluetoothはNFCでペアリング操作もかざすだけと手間がありません。

シリーズの他機種も含め、本格的なオーディオまでは求めない人のコンパクトなメインシステムとして活躍できる製品に仕上がっていると思います。

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