いざ災害が起こった時、公共性が高くデマの混入していない正確な情報を得るには、昔も今もラジオが最強のツールです。あなたは現在、停電した時にも受信できるラジオをお持ちでしょうか? このページでは非常時にできればあってほしい、便利な機能を持つラジオを紹介します。

今ではスマホアプリから多くのラジオ局にアクセスすることができますが、被災時やアウトドアなどで電源が尽きた場合にも聴ける単体のラジオがあれば頼もしいですよね。さらにそれでスマホにも充電できればありがたみもなおさらです。

今回は非常用のラジオとして、「手回しで充電できる」ことや「スマホや携帯電話(ガラケー)にも充電できる」こと、「普段使いしやすく」また「普段は使わず防災バッグに入れておける」点など、それぞれの特長を考慮して現時点でのベスト5を選定しました。

そのほか、被災する前にぜひ読んでおいてほしいハンドブック「東京防災」のKindle版も紹介します。



災害用携帯充電ライト

amaze
amaze
  • 幅x高さx奥行き:135x200x65mm
  • 付属品:マイクロUSBケーブル

電源が豊富な本品は単三乾電池3本で使用できるほか、手回し、ノートPCなどのUSBポートからの充電、さらに太陽電池での充電も可能なFM/AMラジオです。

この製品のひとつの売りは、内部のバッテリーから直接スマートフォン等を充電できること。ほかの多くの製品がスマホ等の充電の際には「ハンドルを回す操作」が必要な中で、これは際立った特徴となっています。

ラジオのほかに前方を照らすLEDライト、広範囲を照らすLEDランタン、赤色灯点滅サイレン機能があり、現在amaze、zazなど複数のネットショップから販売されています。

Amazonのページはこちら


DKnight 手回し式充電ラジオライト

DKnight ラジオライト iPhone Android 全スマホ充電対応可能 手回し式充電可能 ラジオライト 第二世代最新モデル
DKnight
  • 幅x高さ:約55x130mm
  • 付属品:充電用マイクロUSBケーブル

本記事執筆時点でベストセラー1位を獲得していた製品です。コンパクトながらLEDライトやサイレン機能も備えており、AM放送をFM波で聴けるワイドFMにも対応しています。電源や電池がない場所でも情報にアクセスできるので、非常持ち出し用リュックに入れておくラジオとしてはおすすめです。

iPhoneをはじめスマホへの充電に対応しているのも一つの売りですが、手回し操作が必要になるのはやや惜しい点。その際の充電量もあくまで緊急用といったレベルですので、モバイルバッテリー的な使い方はできないでしょう。いつ起こるかわからない災害に備えて常に満充電にしておくことはなかなか難しいですので、乾電池が使えるともっといい製品になりそうです。

この製品もDKnight以外にいくつかのメーカー名で売られています。

Amazonのページはこちら


ELPA 防災クロックラジオ BCR-01

ELPA 防災クロックラジオ BCR-01
ELPA 防災クロックラジオ BCR-01
  • 幅x高さx奥行き:153x160x78mm

乾電池でも手回しでも使える、ELPAのクロック付きラジオです。電波時計の正確さを持ち、目覚まし・スヌーズ機能もついているので、別売りのACアダプターを使えば防災用にとどまらず正確無比な目覚ましラジオとして普段使いすることができます。

日付、時刻、曜日の表示ができる大きな液晶は字も見やすく、高齢者にもわかりやすいデザインです(操作感には改善の余地があるようですが)。

LEDライト、非常用ブザーが備わり、携帯電話を充電することができます。しかしスマホの充電ができません。

Amazonのページはこちら


SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B99

SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B99 ICF-B99 SC
SONY ICF-B99S
  • 幅x高さx奥行き:132x79x58mm
  • 付属品:充電プラグアダプター、マイクロUSBケーブル、非常用の笛、ハンドストラップ、キャリングポーチ

現時点で非常用ラジオとしての性能と信頼感においてほとんど不足のなさそうなのが、このSONYのICF-B99です。電源はソーラーを含む4種類、ワイドFMにも対応しLEDライトが付き、スマホ・携帯電話にも充電できと、ひととおりの機能はすべて揃い、全部入りといっていい機種です。

画像ではわかりにくいかもしれませんが手のひらサイズのコンパクトなラジオで、屋外作業やアウトドアレジャーにも持ち出しやすいサイズ感。IPX4相当の防滴性能があるので少々の水跳ねも問題ありません。

手回しだけでなく内蔵バッテリーや乾電池からスマートフォン・携帯電話を充電できて充電容量も大きいので、いざというときでもネット情報をロスしたくない人にはもっともおすすめの機種です。

Amazonのページはこちら


Panasonic FM/AM 2バンドラジオ RF-P150A

パナソニック FM/AM 2バンドラジオ シルバー RF-P150A-S
RF-P150A-S
  • 幅x高さx奥行き:120x68x31mm
  • 付属品:モノラルイヤホン、単3乾電池2本

上記4製品とは毛色が違いますが、最後に非常時用というくくりではない、日常用のポケットラジオを紹介します。一例としてPanasonicのRF-P150Aを取り上げますが、他の製品でももちろん構いません。

これらのポケットラジオの優位性はなんといっても電池の持ちが抜群に長いこと。画像のRF-P150Aの場合には、単3マンガン電池+スピーカー使用時でも52時間、アルカリ電池であれば125時間、スピーカーでなくイヤホン出力だと最長260時間もの持続性能があります。

これにより、普段使いで電池交換が少なくてすむのはもちろん、とくに被災初期には乾電池の入手が困難になる時期がありますので、家の中を探せば必ず見つかる単3電池で数日以上持ってくれるラジオは心強い存在になります。私も含め、頻回の手回し充電がきつくなる中高年以降の世代には、結局単機能でもこれが一番いいという人も多いのではないでしょうか。

Amazonのページはこちら



ここで被災時に役立つハンドブック、Kindle版「東京防災」を紹介します。

東京防災 Kindle版

東京防災

「東京防災」は東京都の防災管理課が2015年に発行し、都内各世帯に配布した防災ハンドブック。知りたいことが満載で、大震災のシミュレーションから始まり、準備しておくことが望ましいもののリストや、トイレの作り方など実際に被災してからの具体的実践内容もとても詳しく書かれていて、国際的にも評価された一冊です。

この冊子が140円で販売されていて一応全国で買うことはできますが、置いている書店がまだまだ少ない状況です。(販売店舗一覧)

こうして見ると東京23区内でも取扱い書店がなかったり、冊子版を買える店舗がまだひとつもない県もあります。その場合にも現在Amazonのマーケットプレイスで購入することは可能です(本記事作成時点では320円+送料が最安値でした)。

しかしiBooksやKindleなどの電子書籍であれば、全国どこからでも入手でき、無料です。ダウンロードしておけば被災時にもネットに接続せずに読むことができますし、それ以前に、いざという時の心構えとして一読されておくことをおすすめします。

Amazonのアカウントやダウンロード環境がなくても以下のページの「なか見!検索」から詳細な目次を読むことができます。冊子版入手の参考材料等にしてください。

 Kindle版のページはこちら

現場作業用など、その他のラジオのカテゴリページはこちらから

ブログ全体の目次はこちらです